▼135年の渡船事業から撤退【重要】
福本渡船は、創業明治22年(1889年)、135年余の長きにわたり尾道の渡船事業を担ってきました。尾道と対岸に浮かぶ向島を結ぶ日本一短い船旅を運航しているフェリー会社でした。
「1円ぽっぽ」の愛称で親しまれ尾道市民、向島の住民にはなくてはならない交通手段のひとつだったんですが、2025年(令和7年)3月31日をもって渡船事業からの撤退しました。
原因は、しまなみ海道の橋が開通したことによる利用客の減少が著しく、船舶、桟橋や港湾施設の老朽化に伴うメンテナンス費用が賄いきれないとのこと。残念ですが、渡船を運営する企業側にとってみれば致し方ない苦渋の決断だったと思います。長い間、ありがとうございました。
